情報共有について

弊会は、下に示す原則を堅持した上で、サービスを提供する個々の教育機関様と情報共有の方針について協議・決定しております。

原則

  • 生徒様・保護者様が共有に同意されない情報は弊会の外に出さない
  • 教育機関様との情報共有がケアに資すると判断される場合は事前に生徒様・保護者様から御同意を頂いた場合のみ情報を共有する

方針の例1 通常は情報共有を行わない

ケアにかかわる情報を基本的に教育機関様とも共有しない方針とすることによって最もプライバシーが保護されることとなり、生徒様・保護者様に安心してサービスを御利用頂くことができます。
教育機関様で配慮を受けることが好ましい問題がある、または新たに生じた場合等には、事前に生徒様・保護者様から御希望を伺い同意を頂いた上で、必要最低限の情報を教育機関様と共有する場合がございます。

メリット:相談その他サービスの利用に対する生徒様・保護者様の心理的抵抗が最も少ない

デメリット:教育機関様との連携が弱い、教育機関様が原則としてケアの内容を把握できない

補足1:検査用紙やアンケート等、用紙のやり取りが必要となるサービスを実施する場合の運用例

想定:弊会が検査用紙とアンケート用紙を準備し、学習塾様を通じてこれらをやり取りする
情報保護の方法情報保護用の封筒を検査用紙・アンケート用紙と共に配布し、生徒様に記入後の用紙を封筒へ封緘して学習塾様に提出して頂く

・やり取りの流れ
弊会:検査用紙およびアンケート用紙(以下この2つを”用紙”と表記)と共に人数分の封筒を学習塾様にお送りする
 ↓
学習塾様:生徒様に用紙と封筒を配布する
 ↓
生徒様、御家庭:学習塾様から用紙と封筒を受け取り用紙に記入、そのあと記入済の用紙を封筒に入れ封緘して学習塾様に提出する
 ↓
学習塾様:用紙が入った封筒を弊会に発送する

方針の例2 情報共有を行う

教育機関様との連携を重視する運用方針です。生徒様・保護者様の御同意を前提として、ケアにかかわるやり取りを教育機関様と共有致します。
生徒様・保護者様が特定の情報に関する共有を望まない場合は、当該の情報について共有を控えます。

メリット:教育機関様との連携が強まり対応の質が向上する

デメリット:教育機関様において個々の生徒様とケアの内容が紐づくことにより、サービスの利用に対する心理的抵抗が強くなる

補足:検査用紙やアンケート等、用紙のやり取りが必要となるサービスを実施する場合の運用例

想定:弊会が検査用紙とアンケート用紙を準備し、学習塾様を通じてこれらをやり取りする

・やり取りの流れ
弊会:検査用紙およびアンケート用紙(以下この2つを”用紙”と表記)を学習塾様にお送りする
 ↓
学習塾様:生徒様に用紙と封筒を配布する
 ↓
生徒様、御家庭:学習塾様から用紙と封筒を受け取り用紙に記入、学習塾様に提出する
 ↓
学習塾様:用紙を弊会に発送する

複数の方針を混在させることも可能

上記のほか、教育機関様との協議により冒頭に示した原則が崩されない範囲において様々な方針を採ることが可能です。

例として、

  • 「ファーストタッチ」「継続サポート」は上記の「方針の例1」に基づいて運用
  • 「競争適性診断」は「方針の例2」に基づいて運用

というように、サービス毎に異なる方針で運用することが可能です。

このほか、御家庭単位で情報共有の有無を選択し2つの方針を混在させて運用することも可能です。