心身の不調による不合格のリスク

心身の不調によって生じる受験上の不利益

  • 受験期の不調 → 学力アップが妨げられる
  • 入試当日の不調、試験に対する心理的適性が低い → 学力を発揮できない
  • コロナ感染発熱や”せき”等の症状が現れる → 試験を受けられなくなる

受験にあたって学力のみを追求し健康を顧みなければ本来の力を発揮することができず志望校への合格を逃す恐れがあることは軽視されがちです。

受験に向けて学力をアップさせる上では学業に集中できる状態を維持することが欠かせず健康の維持が必須です。いかに優れた才能を持とうとも、心身の不調により学業に集中することができなければ学力向上は覚束ないものとなります。

そして、入試において合否を決めるものは学力そのものではなく入試当日に発揮された実力です。例えば、体調不良のため試験会場に足を運ぶことができなくなった場合には例え全受験者の中で最高の学力を有していようとも合格することができなくなりそれまでの取り組みすべてを無駄にする結果となります。そうした極端な状況に至らずとも、心身に不調を来せば本来の実力を発揮することは困難となり合格の可能性は低下します。また、「テスト不安が強い」「試験時に過度な緊張を来す」など試験に対する心理的適性が低い場合も発揮されるパフォーマンスは減じられ合格の可能性を狭めることとなります

また入試の際、新型コロナウイルス感染症に罹患、ないし発熱や”せき”など同症でみられる症状を呈した場合には試験会場への入場を制限され試験そのものを受けることができなくなる、あるいは受験を中断される可能性が生じます

受験期の取り組みを無駄にしないためには心身の不調を防止する必要があります。不合格の原因となりうる心身の不調として、具体的には以下のようなものが挙げられます。

万全の状態で学業に取り組めなくなる原因となる心身の不調

  • 精神的な不調
    • 抑うつ状態(いわゆる”うつ病”)など
  • 入院を要する傷病
    • 盲腸、骨折など
  • 体の痛みや不快感などを伴う症状
    • 慢性的な頭痛・腹痛・歯痛、皮膚炎など
  • その他あらゆる疾患・症状

本番で本来の力を発揮できなくなる原因となる心身の不調

  • 新型コロナウイルス感染症、または同症でみられる症状を呈する疾患
    • 新型コロナウイルス感染症
    • かぜ、インフルエンザ、喘息、花粉アレルギーなど多数
    • 試験そのものを受けることができなくなるリスクあり
    • 症状としては、発熱、せき等が挙げられる
  • 精神的な不調
    • 不安障害、パニック障害など
  • 体の痛みや不快感などを伴う症状
    • 頭痛・腹痛・歯痛、皮膚炎など
  • 離席を余儀なくされる症状
    • 下痢、嘔吐など
  • その他あらゆる疾患・症状
  • 試験に対する心理的適性が低いことも実力の発揮を妨げる因子となる(「テスト不安が強い」など)

弊会では、主として保健指導、ほかスポーツ精神医学・心理学的指導によってこれらの抑制を図ります。

参考:下図は弊会が施行したアンケートの結果です。この結果からは受験生の半数以上が心身の不調を経験する可能性が示唆されます。

弊会調べ、受験を経験したことがある519名の方を対象に調査